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【旭硝子】なぜ業界トップがM&Aで「ガラスの天井」に挑むのか
2018/05/15
世界最大の板ガラスメーカー・旭硝子が積極的なM&Aに乗り出している。しかも、全くの畑違いの異業種で、だ。装置産業であるガラスメーカーだけに、得意の板ガラスへ経営資源を集中して生産量でライバルを凌駕するのが最適に思えるが、同社の選択は違った。
日本電気硝子は、塗料やコーティング剤を製造する米国PPG Industries, Inc.(ペンシルベニア州)から欧州ガラス繊維事業を取得すると発表した。具体的には、同社の英国子会社PPG Industries (UK) Limitedが保有するWigan工場(ウィガン市)のガラス繊維事業関連資産とオランダ子会社PPG Industries Fiber Glass B.V.の全株式。取得対象の売上高合計は約176億円。
日本電気硝子は事業取得により、欧州生産拠点の獲得とグローバル供給体制の強化、ガラス繊維事業の拡大を目指す。
取得価額は非公表。取得は2016年下期を予定。
2016-10-03
取得が10月3日付で完了したと発表した。
世界最大の板ガラスメーカー・旭硝子が積極的なM&Aに乗り出している。しかも、全くの畑違いの異業種で、だ。装置産業であるガラスメーカーだけに、得意の板ガラスへ経営資源を集中して生産量でライバルを凌駕するのが最適に思えるが、同社の選択は違った。