セイコーエプソンは連結子会社で腕時計やプリンタの製造販売を手がけるオリエント時計(東京都千代田区)に対して、完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。オリエント時計は今回のTOBに賛同している。

セイコーエプソンは現在オリエント時計の株式51.99%を保有している。価格競争などの厳しい事業環境に対応し、セイコーエプソングループとして成長するには両社で一層の連携を図ることが必要と判断した。セイコーエプソンはTOB実施後に株式交換により完全子会社化する方針。オリエント時計は以前、東証二部に上場していたが、時計事業の低迷などで債務超過となり2003年にグリーンシート銘柄に変更となっている。

買付価格は1株あたり130円。TOB公表前営業日の対象株式の売買価格70円に対して85.71%のプレミアムを加えた。

買付予定数は1523万4329株で、買付予定額は19億8000万円。

公開買付期間は2008年9月25日から11月13日までを予定している。