大阪市が関西電力＜9503＞株式の大量保有報告書を提出

関西電力＜9503＞について、大阪市が5月13日付で財務局に大量保有報告書（5%ルール報告書）を新規提出した。

提出理由は「旧関西配電㈱及び旧日本発送電㈱に対する本市現物出資分について、これらの会社の株式を所有していたが、電気事業再編令に基づき関西電力㈱が設立されるに伴い、同社の株式に交換所有することとなり、その後、市民生活の向上及び産業の発達による電力需要の増大に対処して電力供給の経営基盤の安定に寄与するため増資等に応じ、現株式を保有しているもの。また、当該株券等発行会社の第90回定時株主総会において、「社外取締役の選任」「取締役定員の削減」「可及的速やかに全ての原子力発電所を廃止するなど脱原発と安全性の確保」「事業形態の革新に向けて可及的速やかに発電部門若しくは送電部門の売却等適切な措置」など、同社の経営方針転換を求める株主提案を実施。」によるもの。

報告書によると、大阪市の関西電力株式保有比率は、9.37%と新たに5%を超えたことが判明した。

報告義務発生日は、2014年5月7日。