マイクロソフトは1株当たり33ドルでの買収を提案したが、ヤフーが最低37ドルと譲らず交渉はご破算に。当時すでにヤフーの経営不振は深刻化しており、半年後の2008年11月には株価が8.94ドルまで下落。マイクロソフトへの売り惜しみが裏目に出た。その後もヤフーの経営は好転せず、2017年6月に主力事業をベライゾン・コミュニケーションズに44億7580万ドルで売却。現在はヤフージャパンや中国・阿里巴巴集団(アリババグループ)の株式を管理する投資会社となっている。