東芝<6502>は7日、空調事業子会社の東芝キヤリア(川崎市。売上高908億円、営業利益△31億1000万円、純資産320億円=単体)を、合弁相手である米キヤリア・グローバル傘下のキヤリアに売却すると発表した。東芝が出資する60%の株式のうち55%を約1000億円で譲渡する。これにより、東芝キヤリアは連結対象外となるが、売却後も東芝ブランドの空調システムを開発、製造、販売する。東芝は経営改革として中核事業と非中核事業の選別を進めており、その一環。譲渡は2022年9月末までに完了する見込み。