1950年のドッジ・ラインに伴うデフレで、トヨタ自動車は経営危機に見舞われる。創業家の豊田喜一郎社長は辞任し、銀行団からの要請で販売強化のためトヨタ自動車販売が設立された。その後、トヨタグループの業績が回復して1982年に製販統合が実現する。統合したトヨタ自動車<7203>の初代社長には、喜一郎氏の長男である章一郞氏が就任した。現在のトヨタ自動車社長は章一郎氏の長男・章男氏。