オリンパス<7733>は臨時株主総会と取締役会で、笹宏行社長らによる新経営体制を決定した。粉飾決算事件で一時、上場廃止の危機に陥ったが、再起への体制が整った。この日の総会には昨年6月の定時総会(280人)を上回る過去最多の975人が出席。一方、粉飾の疑惑を指摘して社長を解任されたマイケル・ウッドフォード氏も総会に出席し、自身の解任理由を質問したが、会社側は「訴訟に影響する」として答えなかった。