国鉄は政府が100%出資する公社(特殊法人)であり、戦前は鉄道省の所管だった国有鉄道事業を独立採算制の公共事業として承継する事業体として1949年6月1日に発足した。しかし、政治主導の鉄道新線誘致やモータリゼーションによる赤字路線の増加で巨額赤字を抱えて経営は破綻。分割民営化で出直すこととなる。