東京電力<9501>と中部電力<9502>は、燃料調達と火力発電部門で包括提携する方向で基本合意したと発表した。共同事業会社を2014年度中に設立する。両社合わせて、火力発電燃料のLNG(液化天然ガス)の国内調達量の約4割を占める。2016年の家庭用電力小売りの全面自由化後の競争激化を見据えた動きとみられる。