英鉄鋼大手コーラス・グループの買収をめぐる入札で、ブラジルの鉄鋼大手コンパニア・シデルルジカ・ナシオナルを上回る金額を提示して成約。負債の引き継ぎ分を含めた買収総額は、約51億ポンド(約1兆1000億円=当時)。コーラスは粗鋼生産量1800万トンで世界8位、一方のタタは同440万トンにすぎず「小が大を飲む」合併に。その結果、タタは世界第6位の大手鉄鋼メーカーとなった。