立花証券の実質的な創業者で同社の社長、会長を務めた。1923年、福岡県大野村(現大野城市)に生まれ、小学校卒業後、鉄工所勤務や警官を経験。48年、25歳の時、株の世界に飛び込み、歩合外務員に。53年に独立して江戸橋証券を設立し、57年に経営不振の立花証券を買収した。独自の相場予測で鳴らし、兜町で“最後の相場”の異名をとった。