ケイマン諸島の投資事業会社タイガー・トラストは傘下のファンドを通じて、エース交易に対し完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決めた。エース交易は商品先物取引業務が主力事業だが、経営環境の悪化から営業収益が減少を続けている。タイガー・トラストはエース交易が将来的に安定的な収益を確保し、再び経営を成長軌道に乗せるため、抜本的な事業基盤を再構築する。買付代金は最大53億5000万円。