東京商工リサーチ「倒産月報」に見る 企業を取り巻く環境の変化(前編)

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アパレル、雑誌・書籍は苦境が続く

 関東の倒産を産業別に見ると、特に都内では卸売業や小売業など消費に直結する企業の件数が増えています。今後は消費増税のほか熊本地震などの影響も懸念されるところです。卸・小売関連企業の倒産が増える可能性はあります。

 具体的には、アパレル、雑誌・書籍などが厳しいでしょう。アパレルに関しては中小だけでなく大手も苦戦しています。特に昨年は暖冬だったので、冬物商戦で収益が取れないという状況でした...

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