2024年には、経営者の年齢が70歳以上である中小企業が約100万社にのぼり、事業承継が喫緊の課題となっている 。そこで、M&A支援機関協会が2日、都内でM&Aの重要性と課題について情報共有するためのマスメディアを対象にした勉強会を開いた。
東京商工リサーチによると、2016年の全国社長の平均年齢は61.19歳。特に製造業の社長の若返りが進まないと、日本の技術立国を支えてきた中小企業が持つ技能やブランドが消滅、流出の危機に直面する事態も危惧されると指摘している。
国内企業の経営者の高齢化が進み、後継者問題がいっそう深刻になっている。経営者は後継者問題にどのように向き合っていけば良いのか、専門家に聞いた。