上場企業の希望退職者募集の動きが2023年も途絶えることなく、続いている。募集の計画(退職勧奨・整理解雇を含む)を発表した社数は延べ8社。最も規模が大きかったのは紳士衣料品店のタカキューで、約100人を募った。また、料理レピシサイト運営のクックパッドは今年に入り、2度の募集に踏み切った。
旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が資本金を現在の247億円から1億円に減らすと発表した。実は、こうした「減資」は大手企業でも珍しくない。大手企業のメンツをかなぐり捨ててまで減資に踏み切る理由とは?
フードデリバリーサービスの出前館は11月12日、資本金を約550億円減少し1億円に減資すると発表した。資本金の額のみ減少し、減少分をその他資本剰余金に振り替える。
「テング酒場」を運営するテンアライドが大苦戦中。第3四半期で39億8,300万円の純損失を計上しました。純資産額は4億3,900万円となり、債務超過寸前の状況です。テンアライドは52億円の減資を実施。増資への階段を上っているように見えます。
仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロが資本金を13億8,308万2,000円から1億円に減資、本店の登記変更を行っていたことがわかった。同社には今年3月、金融庁が業務改善命令を出している。