日本政府が増税してまで導入を目指している「敵基地攻撃能力」に思わぬ逆風が吹いてきた。ウクライナが旧ソ連製の無人機でロシア南部の空軍基地を爆撃。これに支援国の米国が「待った」をかけたのだ。日本の「敵基地攻撃能力」は本当に「使える」のだろうか?
自由民主党総裁選挙に出馬した高市早苗前総務相がテレビ番組で、弾道ミサイルを相手国領域内で無力化する「敵基地攻撃能力」として「使えるツールは電磁波や衛星」と発言した。これに対して「そんなことが本当に可能なのか?」と疑問視する声もあがっている。