積極的なM&Aで知られる日本ペイントホールディングス。その同社の8月21日の発表は驚きをもって受け止められた。筆頭株主のシンガポール塗料大手、ウットラムグループの傘下に入るというのだ。「買い手」から「買われる側」に回る理由は?
日本ペイントホールディングスが17日、豪州の塗料メーカー最大手、デュラックスグループの子会社化を発表した。買収金額3005億円は日本企業によるM&A案件で今年最大だ。豪州企業を対象とするM&Aでは歴代3番目の規模となる。