経営不振に陥っている三大名門ホテルと称される大和ホテルの再建を託された樫村徹夫が、次々と再建策を打ち出す中、中国の格安ホテルへの売却話が持ち上がる。銀行からの借り入れ利率を巡る不正などもからみ、事態は思わぬ方向に展開する。