中小企業庁は不適切な買い手とのM&Aを支援したM&A仲介事業者15社に対して注意を発出し、適切な対策の検討・実施を指示したと発表した。指示を受けた15社は登録M&A支援機関で、適切な対策が図られない場合は来年度以降の登録継続を認めない。
M&A業界が健全化に向けて動き始めた。自主規制団体のM&A仲介協会が「M&A支援機関協会」へ改称することが決まった。同時にコンプライアンス体制を強化し、悪質な譲受け事業者(買い手企業)の排除をはじめ、業界健全化に向けた取り組みを加速させる。