短期間の大量買付けに対する買収防衛策として新株予約権の無償割当てを行おうとしたことに対し、大量買付者がこれを仮に差し止める旨申し立てましたが、東京高裁は却下しました。本件はMoM要件が設定されており、参考となる先例として紹介します。
MOMは、Majority of Minority(マジョリティー・オブ・マイノリティー)の略で、マイノリティー(少数株主)の中のマジョリティー(過半数)を意味しています。