マツキヨココカラ&カンパニーがM&Aにアクセルを踏み込んでいる。8月、9月と2カ月連続で買収を発表し、3月の案件と合わせて今年のM&Aは3件。同社は経営統合で2021年10月に発足後、しばらくM&Aから遠ざかっていたが、“再起動”した形だ。
調剤薬局業界でM&Aの攻防が激しさを増している。アインホールディングスは「ウエルシア・ツルハ連合」の誕生で、調剤トップから滑り落ちかけていたが、大型買収を足掛かりに首位の座を守る。一方、業界2位の日本調剤は株式を非公開化を決断した。