敵対的買収を世に知らしめた小説『ハゲタカ』シリーズが発刊されて20年が経った。シリーズ第1作が世に出た当時には文字通り「ハゲタカの所業」として日本社会から反発を受けた企業買収だが、現在では受け止め方も変わっている。そこで『ハゲタカ』シリーズの著者で、小説家として経済の動向を見つめてきた真山仁氏に、M&Aが日本をどう変えたかを聞いた。