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1週間のM&A速報まとめ(2022年10月3日〜2022年10月7日)

2022-10-08

2022年10月3日

アクアライン<6173>、ジャパンベストレスキューシステム<2453>が「駆けつけサービス」事業を分社して設立する新会社を子会社化

アクアラインは、ジャパンベストレスキューシステムが「駆けつけサービス」事業を会社分割して設立する新会社(名古屋市)の株式51%を取得して子会社化することを決めた。両社がそれぞれ展開する「駆けつけサービス」をアクアラインの主導で一部統合して共同運営する。アクアラインは水まわりの緊急修理(水漏れ、つまりなど)を中心に「駆けつけサービス」を展開するが、中長期な成長に向けて、サービス範囲の拡大を課題としていた。取得価額は1億400万円。取得予定日は2022年11月30日。

日本精機<7287>、超精密金型加工・成形の共栄エンジニアリングを子会社化

日本精機は、自動車部品、光学機械部品向け超精密金型の加工・成形を手がける共栄エンジニアリング(新潟県阿賀野市。売上高31億3000万円)の全株式を取得し、3日付で子会社化した。技術の相互補完による競争力強化やグループでの部品内製化率の向上につながると判断した。共栄エンジニアリングの設立は1990年。取得価額は非公表。

レアジョブ<6096>、ウィルグループ<6089>傘下で外国語指導助手派遣事業のボーダーリンクを子会社化

レアジョブは、ウィルグループ傘下で外国語指導助手(ALT)派遣事業などを手がけるボーダーリンク(さいたま市。売上高26億円、営業利益1億8100万円、純資産2億8200万円)の株式51%を追加取得し、子会社化することを決めた。現在49%の持ち株比率を100%に引き上げる。ボーダーリンクのALT事業や顧客基盤を取り込み、文教事業の拡大につなげる。取得価額は9億6900万円。取得予定日は2023年4月1日。

クスリのアオキホールディングス<3549>、三崎ストアーのスーパーマーケット事業を取得

クスリのアオキホールディングスは傘下企業を通じて、三崎ストアー(金沢市)のスーパーマーケット事業を取得することを決めた。ドラッグストアにおける食品販売の強化戦略の一環。三崎ストアーは1967年設立で、金沢市内に食品スーパー3店舗を経営する。当該事業の直近業績は売上高16億5000万円、経常赤字4500万円。取得価額は非公表。取得予定日は2022年12月1日。

ケア21<2373>、NPO福祉法人カフェテリアから訪問介護事業と居宅介護支援事業を取得

ケア21は、特定非営利活動法人(NPO)福祉カフェテリア(東京都日野市)の訪問介護事業と居宅介護支援事業を1日付で取得した。介護事業の展開エリア拡大の一環で、これまで日野市には未展開だった。福祉カフェテリアは1997年に活動を開始し、2000年に法人化。訪問介護、居宅介護支援の事業所を各1拠点運営している。取得価額は非公表。

ケア21<2373>、エイ・ティの訪問介護事業を取得

ケア21は、エイ・ティ(埼玉県三郷市)の訪問介護事業(1拠点)を1日付で取得した。介護事業の展開エリア拡大の一環。これまで三郷市には未展開だったが、東京都葛飾区、千葉県松戸市の近隣事業所との連携を進め、利用者ニーズに応える。取得価額は非公表。

ケア21<2373>、macaronから訪問介護事業を取得

ケア21は、macaron(神戸市)の訪問介護事業(1拠点)を1日付で取得した。重点エリアと位置付ける神戸市での事業拡大が狙い。近隣事業所の統合を進め、営業規模、人員面での基盤を強固にする。取得価額は非公表。

2022年10月4日

ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>、ブロックチェーン技術を用いたソーシャルメディア運営のALISを子会社化

ミンカブ・ジ・インフォノイドは、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を用いたソーシャルメディア「ALIS.to」などを運営するALIS(東京都港区。売上高800万円、営業利益△4300万円、純資産1億8600万円)の全株式を取得し、4日付で子会社化した。Web3.0時代における新たなユーザーエクスペリエンス(UX、ユーザー体験)の創出につなげるとしている。取得価額は非公表。

バイク王&カンパニー<3377>、バイク用品・部品販売のオズ・プロジェクトを子会社化

バイク王&カンパニーは、ヘルメットやパーツなどバイク用品・部品販売のオズ・プロジェクト(東京都台東区。売上高1億9400万円、営業利益454万円、純資産△455万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。インターネットを通じた小売りノウハウの取り込みなどが狙い。オズ・プロジェクトの設立は1985年。取得価額は非公表。取得予定日は2022年12月1日。

2022年10月5日

GMOペパボ<3633>、ONEのNFTオリジナルグッズ購入サービスを取得

GMOペパボは、インターネット事業のONE(東京都港区)からNFT(非代替性トークン)のオリジナルグッズ購入サービス「Super NFT Products」事業を取得した。「Super NFT Products」は2022年5月に提供開始されたサービス。取得価額、取得日は非公表。

日本ホスピスホールディングス<7061>、トリニティ・ケアから介護付き有料老人ホーム事業を取得

日本ホスピスホールディングスは子会社を通じて、トリニティ・ケア(東京都杉並区)が運営する介護付き有料老人ホーム「Brand New杉並高井戸」(33室)事業を取得することを決めた。ホスピス住宅の機能やノウハウを追加することで、「Brand New杉並高井戸」の入居対象者を末期がん患者や難病患者まで広げる。取得価額は非公表。取得予定は2023年3月頃。

2022年10月7日

東京ガス<9531>、豪州LNGプロジェクトの権益を持つ豪州子会社5社を米投資会社傘下企業に譲渡

東京ガスは、オーストラリアで権益を持つ5つのLNG(液化天然ガス)プロジェクトのうち、4プロジェクト・5社の株式を米投資会社EIG Global Energy Partners, LLCの傘下企業に譲渡することを決めた。成長領域への原資配分のため、資産構成の見直しを行うことにした。今回の譲渡に伴うLNG調達への影響はないとしている。譲渡価額は明らかにしていないが、数千億円規模を見られている。

i‐plug<4177>、VISITS Technologiesから就活生と採用企業との出会いの場を提供する「HELLO,VISITS事業」などを取得

I‐plugは、VISITS Technologies(東京都千代田区)から就活生と新卒採用企業との出会いの場を提供する「HELLO,VISITS事業」と大学1,2年向け講座「キャリア大学事業」を取得することを決めた。就活やキャリア支援など学生向けサービスの拡充に役立てる。当該事業の直近売上高は7090万円。取得価額は非公表。取得予定日は2022年12月1日。

クロップス<9428>、auショップ運営のモバイルドリームを子会社化

クロップスは、auショップを運営するモバイルドリーム(東京都府中市。売上高36億8000万円、営業利益5000万円、純資産2億3400万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。関東で店舗網の拡大が狙い。クロップスは東海地区を地盤とする携帯電話販売会社。取得価額は非公表。取得予定日は2022年12月1日。

わらべや日洋ホールディングス<2918>、ヱスビー食品<2805>傘下のヒガシヤデリカから食品製造事業を取得

わらべや日洋ホールディングスは子会社を通じて、ヱスビー食品傘下のヒガシヤデリカ(東京都板橋区)から食品製造事業を取得することを決めた。対象はセブン-イレブン向け調理麺と焼きたてパンに関する事業で、生産体制の再構築や成長性のあるカテゴリーへの参入が狙い。当該事業の直近売上高は130億円。取得価額は約24億円。取得予定は2024年3月。

ホシザキ<6465>、食品充填機製造のナオミを子会社化

ホシザキは、食品充填機を製造・販売するナオミ(大阪府箕面市。売上高11億2000万円、営業利益1億6600万円、純資産11億6000万円)の全株式を取得し、3日付で子会社化した。新規分野と位置付ける飲食外市場の開拓の一環。ナオミは1972年設立で、液体、粘体、粉体など多様な食品の充填に使われる製品を幅広く手がけている。取得価額は非公表。

JDSC<4418>、投資銀行事業のファイナンス・プロデュースを子会社化

JDSCは、投資銀行事業を手がけるファイナンス・プロデュース(東京都港区。売上高1億6400万円、営業利益7600万円、純資産5090万円)を、株式取得と第三者割当増資引き受けを通じて子会社化することを決めた。AI(人工知能)導入、データサイエンス活用、DX(デジタルトランスフォーメーション) 推進などのニーズを持つ顧客の獲得につなげる。取得価額は2億3700万円。取得予定は10月11日~27日。

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