M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2022年8月1日〜2022年8月5日)

2022-08-06

2022年8月1日

アライドアーキテクツ<6081>、デジタルマーケ事業のデジタルチェンジを子会社化

アライドアーキテクツは、デジタルマーケティング事業のデジタルチェンジ(東京都目黒区。売上高1億7900万円、営業利益900万円、純資産2000万円)の株式51%を取得し、1日付で子会社化した。デジタルマーケティングを通じた集客・販促への取り組みが中堅・中小企業でも必須となる中、運用型広告とSNS活用を掛け合わせて費用対効果の高い支援につなげる。取得価額は非公表。

資生堂<4911>、パーソナルケア製品の生産事業を英投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズの傘下企業に譲渡

資生堂は、久喜工場(埼玉県久喜市)とベトナム工場(ドンナイ省)で手がけるパーソナルケア製品(スキンケア、ヘアケアなど)の生産事業を、英国投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズに譲渡することを決めた。パーソナルケア事業については昨年7月に、CVCに譲渡したうえで合弁運営に移行したが、事業の持続的な成長を確実なものにするためには生産・販売の一体化が必要と判断した。

アシードホールディングス<9959>、健康茶生産・販売の河村農園を子会社化

アシードホールディングスは、ごぼう茶やルイボスティーなどの健康茶を生産・販売する河村農園(大分県佐伯市。売上高3億3200万円、純資産1億300万円)の全株式を取得し、1日付で子会社化した。新商品の共同開発や販売連携を進め、飲料ウェルネス事業の拡大につなげる。河村農園は1987年に設立。取得価額は非公表。

オークファン<3674>、トラストエフォートからAmazonセラー専用アプリ「Amacode」事業を取得

オークファンは、EC(電子商取引)事業やアプリ開発を手がけるトラストエフォート(茨城県ひたちなか市)からAmazon(アマゾン)セラー専用アプリ「Amacode」事業を1日付で取得した。Amazon出品者向けのサービス強化が目的。インターネット上での個人間取引でフリマアプリやAmazonマーケットプレイスの取引金額が急速に膨らんでいるのに対応する。取得価額は非公表。

2022年8月4日

ミネベアミツミ<6479>、ホンダ<7267>傘下で四輪・二輪車用ロック製品のホンダロックを子会社化

ミネベアミツミは、ホンダ傘下で四輪・二輪車向けなどのロック(鍵)製品を開発・製造するホンダロック(宮崎市。売上高935億円、営業利益21億2000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。ホンダのサプライヤー(部品供給会社)としてさまざま分野で協力関係の構築を目指すほか、ドアなどの施解錠に関連する「アクセス製品」事業の強化につなげる。取得価額は非公表。2022年中の取得完了を見込む。

ジオマテック<6907>、成膜加工の中国子会社「吉奥馬科技」を現地社に譲渡

ジオマテックは、液晶表示パネル用基板や車載機器用カバーパネルの成膜加工を手がける中国子会社の吉奥馬科技(無錫)有限公司(江蘇省。売上高4億8200万円、営業利益△3億2600万円、純資産2億6800万円)の全持ち分を、投資管理会社の厦門鏵龍投資管理有限公司(厦門市)に譲渡することを決めた。業績立て直しの見込みが厳しく、経営資源を日本国内へ集中することが最優先と判断した。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2022年8月8日。

ヴィンクス<3784>、ソフト開発のホロンを子会社化

ヴィンクスは、ソフトウエア開発のホロン(名古屋市。売上高5億2400万円、営業利益1800万円、純資産1億4700万円)の株式を追加取得し、子会社化することを決めた。現在9.7%の持ち株比率を53.2%に引き上げる。専門店業界向けビジネスの拡大とグループにおける開発力強化が狙い。ホロンは1987年設立で、主力の卸・小売業向け基幹業務システム「AP‐Vision」はアパレル業界を中心に250社を超える採用実績を持つ。取得価額は非公表。取得予定日は2022年8月24日。

インターネットイニシアティブ<3774>、インターネットレボリューションの法人向け接続事業などを取得

インターネットイニシアティブは、インターネットレボリューション(東京都中央区)の法人向けインターネット接続事業とクラウド再販事業を取得することを決めた。主力であるネットワークサービスなどの事業拡大の一環。当該2事業の直近売上高は6億9100万円。取得価額は2億4900万円。取得予定日は2022年10月1日。

2022年8月5日

プラスアルファ・コンサルティング<4071>、新卒学生ダイレクト・リクルーティングサービスのグローアップを子会社化

プラスアルファ・コンサルティングは、新卒学生のダイレクト・リクルーティングサービス「キミスカ」を運営するグローアップ(東京都新宿区。売上高6億2500万円、営業利益△1億2100万円、純資産△9200万円)の株式を追加取得し子会社化することを決めた。現在35%の持ち株比率を100%とする。人材採用領域で付加価値の高い新サービスの創出につなげる狙い。取得価額は9億6000万円。取得予定日は2022年10月3日。

東京海上ホールディングス<8766>、台湾4位の合弁損保「新安東京海上」を子会社化

東京海上ホールディングスは5日、台湾4位の損害保険会社で合弁運営する新安東京海上產物保險股份有限公司(台北市。正味収入保険料558億円、税引き前利益67億8000万円、純資産509億円)の株式1.24%を追加取得し、子会社化することを決めた。現在48.94%の持ち株比率を50.18%とする。新型コロナ関連の保険金支払いによる損失拡大で、増資が必要な状況となっていた。取得価額は約338億円。取得予定日は2022年9月30日。

ノジマ<7419>、東北新社<2329>傘下の映画専門チャンネル「ザ・シネマ」を子会社化

ノジマは、東北新社傘下で映画専門チャンネル「ザ・シネマ」を運営するザ・シネマ(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。有料衛星放送事業の基盤拡大の一環。ノジマは昨年、衛星放送事業に参入し、海外ドラマチャンネル「AXN」、ミステリードラマ専門チャンネル「AXNミステリー」の2チャンネルを運営しており、番組調達や編成ノウハウの共有を通じた相乗効果を期待している。取得価額は非公表。取得予定日は2022年10月3日。

電通グループ<4324>、「Salesforce」製品開発受託のインドExtentiaを子会社化

電通グループは、米国Salesforceの統合基幹業務システム「Salesforce」製品の開発受託を手がけるインドExtentia Information Technologyの株式80%を取得し、子会社化することを決めた。電通グループが持つデータマーケティングサービスを融合し、顧客企業向けにより高精度で効率的なソリューションを提供する。Extentiaは1998年設立で、約800人の専門技術者を抱え、インド国内のほか、米国にもオフィスを置く。取得価額、取得予定日は非公表。

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