トレンダーズ＜6069＞、ECモール運営代行などのしるしを子会社化

SNSマーケティングのトレンダーズは、EC（電子商取引）モール運用代行などを手がける、しるし（東京都渋谷区）を子会社化することで、SNSとECモールを連動させたマーケティング支援の領域をこれまでの美容にとどまらず、消費財、アパレルなどに広げ、業容拡大につなげる。トレンダーズは今年4月、美容領域に特化する形で、しるしとの協業をスタートしていたが、今回、子会社として取り込む。

しるしは売上高9億200万円、営業利益3億2300万円、純資産1億6000万円（2025年2月期）。持ち株会社の同社は傘下にECモール運営代行の「ECのしるし」（東京都渋谷区）、Webメディア運営の「ECの相談室」（同）の2子会社を置いている。

取得価額は35億1000万円。取得予定日は2025年12月1日。しるしの全株式を取得する。