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麻生グループ、子会社を通じて東都水産<8038>にTOBを実施して上場廃止へ

2025-02-04

東都水産は1948年に設立、水産物の卸売業を手がけており国内外に広範なネットワークを持つ。麻生グループ(福岡県飯塚市)は多角的な事業を展開しており、今回のTOBにより水産物事業での安定供給と経営資源の効率的な活用を図る。TOBを実施するのは麻生グループ傘下の合同会社麻生東水ホールディングス(東京都千代田区)。

買付価格は1株あたり7500円で、公表前営業日の終値5390円に対して39.14%のプレミアムを加えた。東都水産は賛同の意見を表明し、株主に本TOBへの応募を推奨している。TOBが成立すれば東都水産の東証スタンダード市場への上場は廃止となる見通し。

買付予定数は244万8692株で、下限は設定しない。買付総額は183億6519万円。買付期間は2025年2月5日から同3月21日までの30営業日。決済の開始日は3月28日。公開買付代理人は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、復代理人は三菱UFJ eスマート証券。

東都水産の少数株主から株式の売却の意向を伝えられた麻生グループが、TOBによる追加取得を決めた。

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