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JRC<6224>、発電所工事や補修・保守を手がける高橋汽罐工業を子会社化

2024-08-19

JRCは、発電所などの各種工事や補修、保守を手がける高橋汽罐工業(横浜市。売上高18億7000万円、営業利益4億3500万円、純資産10億7000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。グループ全体のサービス提供範囲の拡大につなげる狙い。JRCは屋外用ベルトコンベヤー部品の製造を主力とするが、近年はコンベヤー搬送設備の点検・工事などのサービス領域にも力を注いでおり、その一環。取得価額は18億9400万円。取得予定日は2024年9月24日。

高橋汽罐工業は1963年に設立。原子力・火力・バイオマス発電所のほか、製紙メーカーや食品メーカーの工事業務で実績を積み、主要取引先構内に多くの常駐事業所を構える。

JRCは昨年12月、火力発電所やごみ焼却施設のボイラー関連製品などを製造する東陽工業(現JRC C&M福島工場、福島県本宮市)を傘下に収めており、トータルソリューションの提供に向けてグループ内の連携を進める。

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