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2017年のヘルスケア・医療分野での主なM&A 20件に迫る
2017-12-28
ヘリオスは4日、今年1月に米国連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し破綻した米国バイオテクノジー企業のAthersys, Inc.(アサシス、オハイオ州)から実質的な全資産の取得を4月3日付で完了したと発表した。取得価額は競売手続きで信用入札を行った225万ドル(約3億4100万円)。これに伴い、アサシスが保有していた体性幹細胞再生医療製品「MultiStem」の開発・製造・販売に関する権利を単独で獲得した。
ヘリオスはこれまで国内で脳梗塞急性期と急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の治療薬として、「MultiStem」を用いた開発を進めてきた。ARDSに対する権利については昨年10月、その対象地域を全世界に拡大することでアサシスと合意していた。一連のライセンス契約ではアサシスに対価(ロイヤルティー)や将来の成果に応じた追加報酬(マイルストーン)の支払い義務があったが、今回の資産買収により、不要となった。
アサシスは1995年に設立し、2007年に米ナスダック市場に上場。昨年10月にナスダックへの上場が廃止となり、今年1月に破産手続きを申請した。
ヘリオスは2016年に脳梗塞急性期に、2018年にはARDSに対する「MultiStem」の国内での開発・販売ライセンスを取得した。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2017年1月31日 |
BBG250 を含有する眼科手術補助剤にかかる事業
|
1,300
|
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2 |
2024年4月4日 |
Athersys, Inc.の全資産
|
Athersys, Inc.
|
341
|