日本工営は、英国の建築設計会社Pattern Design Limited(ロンドン)の全株式を取得し子会社化した。競技場やスタジアムなど大型スポーツ施設の設計・エンジニアリング分野での事業拡大につなげる。取得価額、取得日は非公表。
Patternは2009年に設立。FIFAワールドカップカタール2022の2会場(エデュケーション・シティ・スタジアム、アフマド・ビン・アリ・スタジアム)や、現在構想中のエヴァートンFC(英プレミアリーグ所属、リバプール)の約5万2000人収容の新スタジアムなど世界的に著名な大型スポーツ施設の設計を複数手がけ、スポーツ施設分野で高い専門性を持つ。
日本工営は英子会社BDP Holdings Limited (マンチェスター)を通じてPatternを傘下に収めた。BDPは歴史的建造物の改修、鉄道駅舎の改修、景観設計などを主力とし、2016年に日本工営が買収した。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
2016年3月3日 |
BDP Holdings Limited
|
John McManus氏(BDP Holdings Limited Chief Executive)、ほかBDP Holdings Limited取締役24名
|
17,000
|
||||
2 |
2011年6月15日 |
建設事業に関する計画、調査、測量、設計ならびに工事監理の事業
|
アイドールエンジニヤリング(株)
|
未確定
|
||||
3 |
2019年4月11日 |
(株)ジオプラン・ナムテック
|
非公表
|
|||||
4 |
2021年7月2日 |
Pattern Design Limited
|
非公表
|
非公表
|