関連の記事
【ツムラ】12年ぶりにM&Aに踏み切った理由とは
2020-07-23
ツムラは28日、中薬材、飲片を生産・販売する中国の天津盛実百草中薬科技有限公司(天津市。売上高143億円、営業利益17億円、純資産81億6000万円)の株式80%を約187億円で取得し、子会社化すると発表した。日本への原料生薬の安定的供給体制の強化や中国事業の拡大などが狙い。盛実百草はツムラにとって漢方製剤用原料の中国における主要調達先。
盛実百草は2011年の設立当初からツムラと取引を開始し、ツムラ向けが全売上高の約70%を占める。2016年にはツムラと業務提携し、原料生薬の供給・調達、生薬栽培・加工に関する研究などを進めてきた。
ツムラは盛実百草と長期的かつ強固な戦略的パートナーシップを築くため、昨年11月から子会社化を軸とする資本提携に向けた協議を進めてきた。3月中に子会社化を完了する見通し。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
2008年7月15日 |
(株)プルメリア
|
ツムラライフサイエンス(株)
|
4,550
|
||||
2 |
2020年2月28日 |
天津盛実百草中薬科技有限公司
|
李剛氏(盛実百草の董事長)
|
18,740
|
||||
3 |
2023年4月13日 |
陝西紫光辰済薬業有限公司
|
同方薬業集団有限公司ほか
|
4,854
|
||||
4 |
2023年7月31日 |
深圳市華融泰資産管理有限公司ほか
|
陝西紫光辰済薬業有限公司
|
4,854
|