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【1月M&Aサマリー】5年ぶりに件数減少|ブリヂストンの米子会社売却が金額突出
2021/02/01
2021年1月のM&A件数(適時開示ベース)は前年同月を21件下回る53件となり、2016年以来5年ぶりに減少した。新型コロナウイルス感染拡大の第3波で年明けに緊急事態宣言が再度発令され、M&A取引にも影響が及んだ可能性がある。
メーカー・製造業に特化した派遣事業を行うトラスト・テックは、システム設計・開発サービスのフュージョンアイ(売上高14億円、営業利益1億円)の全株式をヒューマントラストホールディングスより取得し、完全子会社化することを決議した。
フュージョンアイは、トラスト・テックが拡張を目指しているIT・ソフト領域において、システム開発、基盤構築、・運用、Webシステム開発、クラウドソリューションサービスなどを展開しており、トラスト・テックは同社を迎え入れることで同領域における顧客や技術者といった事業基盤が充実すると共に、トラスト・テックの強みである採用力とのシナジーによってIT・ソフト領域における拡大を目指す。
株式取得価額は10億円(アドバイザリー費用等含む)。
譲渡実行予定日は平成29年3月30日。
2021年1月のM&A件数(適時開示ベース)は前年同月を21件下回る53件となり、2016年以来5年ぶりに減少した。新型コロナウイルス感染拡大の第3波で年明けに緊急事態宣言が再度発令され、M&A取引にも影響が及んだ可能性がある。