アテクトは、完全子会社で射出成型事業を行うダイプラ(大阪市。売上高2億4500万円、営業利益1600万円、純資産△1億100万円)を、アテクトの取締役でダイプラの代表取締役である大東章男氏に譲渡することを決議した。
ダイプラは、精密射出成型技術を生かし、液晶および半導体部品等を中心に他品種少量生産と短納期を特色に事業を推進してきた。2012年6月で解散を決議したトライアルとの間で進めていたポリマー微粒子事業と相乗効果を図ってきたが、ポリマー微粒子事業の撤退によって債務超過解消の目処がたたなくなったことから譲渡を決断した。アテクトは、半導体保護資材事業等の主力事業分野と、戦略的に成長部門と位置づけている事業へ経営資源の集中を図る。
譲渡価額は1000万円。譲渡予定日は2012年6月29日。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2012年6月26日 |
大東章男氏((株)ダイプラ 代表取締役)
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(株)ダイプラ
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10
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2 |
2008年1月25日 |
トライアル(株)
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トライアル(株)
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80
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3 |
2008年4月30日 |
(株)ダイプラ
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(株)ダイプラ代表、ほか
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31
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