三井金属鉱業と住友金属鉱山は伸銅事業を2010年7月1日付で統合することを決めた。三井金属鉱業の圧延加工事業部の事業を会社分割し、住友金属鉱山の100%子会社の住友金属鉱山伸銅(住鉱伸銅、東京都台東区)が承継する。三井金属鉱業が分割する事業の直近売上高は386億円。

伸銅事業を取り巻く環境は2000年前後から需要が減少しており、業界内の競争が激化している。両社は事業統合により、生産設備の有効活用や営業・管理業務の一層の効率化などを図り、伸銅事業の競争力強化を目指す。統合会社の売上高は約500億円の予定。

会社分割の前日までに住鉱伸銅による住友金属鉱山を割当先とした38億円の第三者割当増資を実施する。分割時に、住鉱伸銅は三井金属鉱業に対し、住友金属鉱山の保有株数と同数を割り当て交付する。この結果、住鉱伸銅に対する持ち分比率は、三井金属鉱業、住友金属鉱山ともに50%となり、住鉱伸銅は両社の持ち分法適用関連会社となる。分割後は社名を三井住友金属鉱山伸銅(埼玉県上尾市)に変更する。