MIDはパナソニック創業者の松下幸之助氏が設立した松下興産の事業承継会社。2005年に不動産ファンドのエートス・ジャパン傘下で再建を進めてきたが、2008年のリーマン・ショックに伴う不動産不況で業績が再び悪化。関電は百数十億円でエートスが保有する約8割のMID株を買い取った。関電はMID買収でオール電化住宅の普及を目指す。2016年に関電不動産(現・関電不動産開発)に吸収合併され消滅している。