英国の貿易商グラバーが、長崎・大浦にグラバー商会を設立した。当初は日本茶の加工輸出であったが、1864年以降は艦船・武器輸入の取引を中心に業務内容を拡大していった。薩摩藩の貿易計画や同藩士のイギリス留学の資金調達などで重要な役割を果たした。