サントリー食品インターナショナル<2587>は、ナイジェリアで清涼飲料の製造・販売を手がける子会社Suntory Beverage & Food Nigeria Limited(ラゴス)の全株式を、投資会社のモーリシャスAfrica FMCG Distribution Ltd.(AFDL、ポートルイス)に譲渡することを決めた。 サントリー食品は2016年、英国製薬大手グラクソ・スミスクラインからナイジェリアでの飲料事業を取得した。ナイジェリアで展開してきた「Lucozade(ルコゼード)」、「Ribena(ライビーナ)」ブランド製品については独占的な製造・販売権をAFDLに付与することで合意した。譲渡価格は約15億円(貸付債権約7億円の譲渡を含む)。