明治19年(1886)の官庁集中計画に、外国人の接遇所を兼ねた日本を代表する大型ホテルとして盛り込まれたのが始まり。渋沢栄一と大倉喜八郎が1888年に設立した有限責任東京ホテル会社が建設した。初代帝国ホテルは木骨煉瓦造の3階建てで、客室数約60。1923年9月にはフランク・ロイド・ライト設計の「ライト館」(鉄筋コンクリートおよび煉瓦コンクリート造客室数270)がオープンし、ホテルオークラ、ニューオータニとともに「ホテル御三家」と呼ばれた。