独立系投資銀行の米フーリハン・ローキー(デラウェア州)は3日、M&A助言で国内最大手のGCA<2174>に対して子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。全株式の取得を目指しており、買付代金は最大約681億円。GCAはTOBに賛同している。投資銀行業務におけるアジアでのプレゼンス(存在感)拡大が目的で、日本・アジアでM&A助言で実績を持つGCAを傘下に取り込む。TOBが成立すれば、GCAは東証1部への上場が廃止となる見通し。