ヤマダ電機<9831>は経営再建中の大塚家具の第三者割当増資を引き受け、同30日付で子会社化すると発表した。43億7400万円を投じて、議決権ベースで51.74%の株式を取得する。住まい分野への事業展開を進めるヤマダ電機は同年2月に大塚家具と業務提携したが、自社の利益向上や大塚家具の経営改革の進展が確認できたとして子会社化に踏み込むことにした。併せて総額21億8700万円で新株予約権も引き受ける。ヤマダ電機はリフォームやインテリアなど住宅関連の売り場を充実した「家電住まいる館」の展開に力を入れている。