茨城県東海村の日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)の動力試験炉(JPDR)が、日本で初めて原子力による発電に成功した。米ゼネラル・エレクトリック(GE)製の沸騰水型原子炉で、電気出力は1万2500kW。発電用ではなく、国内の原子力技術者の訓練用原子炉として利用された。これを記念して10月26日が「原子力の日」になった。 1976年に運転終了。1986年から1996年にかけて解体され、商業炉解体についての知見が得られた。