日本製紙<3863>は豪子会社のオーストラリアン・ペーパー(AP)を通じて、現地包装資材メーカー大手であるオローラ(ビクトリア州)から豪州とニュージーランドにおける板紙パッケージ(段ボール)部門を買収することで合意したと発表した。買収金額は17億2000万豪ドル(約1243億円)。成長が見込まれるオセアニア地域で、段ボール古紙の回収から段ボール原紙、段ボール箱、関連包装資材の製造まで一貫体制による段ボール事業に進出する。オローラは紙やアルミニウムなどのパッケージを製造・販売を主力とする。