国産双発機「ニッポン号」(三菱重工業製)が世界一周を目指して羽田空港を出発した。5大陸を親善訪問し、飛行距離は約5万3000キロメートルに達した。1937年の朝日新聞による「神風号」に対抗して、ライバル紙の毎日新聞が企画した。