中堅繊維商社の立川(東証2部上場)は16日開いた臨時取締役会で、会社を解散する方針を決めた。安価な中国製品などに押され業績不振に陥っており、このままでは債務超過が避けられないと判断した。9月下旬にも臨時株主総会を開き、解散の承認を求める。36人の社員は全員解雇する。同社は1906年に創業。1980年代後半のバブル期に仕手グループによる株買い占めの対象となったことがある。