経済企画庁が日本の国民総生産 (GNP)が、西ドイツを抜いて米国に次ぐ世界第2位となったと発表した。当時は代表的な経済指標だったGNPは海外での生産活動分の報酬を含むため、経済グローバル化が進んだ1980年代に国の生産量を正確に計測できないという理由から、国内総生産(GDP)に取って代わられた。その後はGNPに替わる指標として国民総所得 (GNI)が用いられている。