三菱ケミカルホールディングス<4188>と旭化成<3407>の両社は、岡山県倉敷市の水島コンビナートで操業するエチレン事業を統合すると発表した。2010年4月をめどに、両社のエチレン設備2基を一体運営する共同出資会社を設立する。エチレンは化学製品の基礎原料。景気悪化で需要が減少しているのに加え、中東などでの大型設備稼働で競争が激化し、単独での収益改善が難しいと判断した。