環太平洋経済連携協定(TPP)が、米国を除く11カ国で発効。世界人口の7%、国内総生産(GDP)の約13%を占める巨大経済圏が誕生した。日本から輸出する工業品の99.9%、農林水産物の98.5%が最終的に関税撤廃される。ただ、世界のGDPの約24%を占める米国の離脱によって経済上の規模は約三分の一に縮小した。