日米英仏独(当時は西ドイツ)の先進5カ国は、蔵相・中央銀行総裁会議をニューヨークのプラザホテルで開き、ドル高是正のための協調介入に合意した。貿易赤字が急拡大していた米国内ではドルが他の通貨に比べて高過ぎるため日本やドイツからの製品流入を招いているとの批判が高まっていた。会議は極秘で開かれ、日本からは竹下登蔵相、澄田智日銀総裁が出席。