大日本住友製薬(現・住友ファーマ)<4506>は米国子会社サノビオン・ファーマシューティカルズ・インクが、パーキンソン病治療剤を開発中のカナダのベンチャー企業Cynapsus Therapeutics Inc.(シナプサス)の全株式を取得し完全子会社化すると発表した。 サノビオン社は、シナプサス社を買収することにより、精神神経領域で有力な薬剤候補物質を獲得することができ、2019年に独占販売期間が満了する「ラツーダ」の減収の一部を補うことを期待するとしている。取得価格は約1110億円。