立飛企業、MBOで非公開化
立飛企業はMBO(経営陣による買収)で株式を非公開化すると発表した。代表取締役社長である村山正道氏が代表取締役を務めるレヴァーレ(東京都中央区)が同社に対してTOB(株式公開買い付け)を実施する。買付代金は519億円。
同日付で、兄弟会社の新立川航空機も同じくMBOを発表している。両社は経営戦略の一環として両社が所有する立川市の不動産について再開発を計画。もともと一つの会社であった両社が別々のコンセプトで再開発するのではなく一体的に開発を進めることで相乗効果が得られるほか、長期に及ぶ再開発で収益力の減退が予想されることから、株式の非公開化が最善と判断した。