スモールM&Aでも気軽に利用できるM&Aアドバイザリーを実現したい。全てのM&Aに専門家のサポートを

※この記事は公開から1年以上経っています。
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近年、スモールM&Aが注目されています。

 中小企業の後継者不足問題の解決策として、親族でも従業員でもない第三者に会社を承継するM&Aは非常に重要な役割を担っています。あるいは、新たなキャリアの選択肢として、リスクの大きな起業ではなく、既存の会社や事業を譲り受けることによって独立できるM&Aは大きな可能性を秘めています。
 近年、このような「スモールM&A」の成約件数は増加しています。その背景には、M&Aプラットフォームの存在も大きいでしょう。インターネット上で売り手と買い手が直接交渉できる仕組みで、すでに数社が中小企業庁と提携しています。
 このように、テクノロジーの活用によりスモールM&Aのマッチング環境が整いつつある一方、マッチングから取引までの実行フェーズのサポートは従来のビジネスモデルから脱却できておらず、十分なサポートが行き届いているとは言い難い現状があります。その理由のひとつとして、スモールM&Aを扱っている専門家の数が少ないことが挙げられます。

なぜスモールM&Aを扱う専門家が少ないのですか?

 その理由は、従来のM&Aアドバイザリーのビジネスモデルにあります。

 具体的には、次の3つが原因であると考えています。
1.労働集約型のビジネスモデルであること → 手厚くサポートし、出張も多く、アドバイザーの労働時間は長い
2.成功報酬型であること → 成約しなかった案件のコストも成約案件で回収する必要があり、1件あたりの手数料が高額になっている
3.M&Aに関する幅広い知識が必要であること → アドバイザーは、法務・財務・税務・ビジネスなどの多面的な知識を備えている必要がある

 特に上記1と2は、大規模なM&A案件を扱うことを前提として作られたビジネスモデルに起因するものであり、昨今増加しているスモールM&Aにはフィットしません。なぜなら、多くの場合、成功報酬の額は取引価格や企業規模に依存するため、小さな案件では採算性がよくないからです。また、M&A当事者の立場としても、資金量が乏しく高額な手数料を支払うことができないケースもあります。
 しかし、専門家にとっては規模が小さい案件でも、当事者にとってみれば一世一代の取引です。リスクを抑え、円滑にM&Aを進める上で、専門家のサポートは不可欠です。
 そこで、全ての人が手の届く価格でM&A専門家に相談できる仕組みを実現すべく、SOGOTCHA MOA(ソガッチャモア)という月額制のオンラインM&Aアドバイザリーサービスを立ち上げました。

SOGOTCHA MOA(ソガッチャモア)のサービス内容を教えてください。

SOGOTCHA MOA(ソガッチャモア)の特長は次の2つです。

・オンライン中心
・月額制

 オンライン中心とすることで、時間や場所にとらわれず、ご自身に合った使い方ができます。加えて、面談を伴わないため、情報漏洩リスクも低く抑えられます。また、テクノロジーを活用して人件費を抑制することで手の届く価格を実現しました。
 月額制の料金体系とし、全てのお客様から均等に手数料をいただくことで、1件あたりの手数料を引き下げました。スタンダードプランでしたら、月額10万円(税別)から利用することができます。また、お客様の成約可能性やその価額と当社の利益とを切り離すことで、真にお客様の立場に立ったアドバイスを追求しました。

スモールM&Aの環境を改善するために、他に必要なことはありますか。

 M&A専門家及びM&A当事者の知識の底上げが必要だと考えます。
 中小規模のM&Aを扱う専門家の数はまだまだ足りていないものの、増加傾向にあります。そんな中、中小企業庁は「専門家の質」を問題視しています。専門家の質を向上させていくことが、今後のスモールM&A市場を支える鍵になると思います。
 また、当事者がM&Aリテラシーを向上させることも必要です。M&A Onlineをはじめ、Web上にも良質な記事が多くあります。また、弊社が運営するM&A知識メディア『SOGOTCHA(ソガッチャ)』では、動画や図解によって、複雑なM&Aスキームなどもわかりやすく解説しています。興味がある方は、ぜひ一度覗いてみてください。

今後、スモールM&Aの市場はどうなっていくと思いますか。

 中小企業庁の発表によると、今後10年間で60万件、年間6万件のM&Aを目標としています。現在の成約件数が年間数千件であることを踏まえると非常に大きな数字ですが、これを実現するためには、単に成約件数の増加を推進するだけではなく、信頼できるサポート体制も整えていく必要があります。マーブルは、小規模案件にフィットしたアドバイザリーを通じて直接的に、そして知識メディアの運営を通じて間接的にスモールM&Aを支えることで、日本の技術や雇用を守る手助けができればと考えています。

■プロフィール

高橋 祐未
1990年宮城県仙台市生まれ。東北大学理学部数学科卒業。2013年より都内で事業会社・投資ファンド運営会社を経て、2019年株式会社マーブルを設立。小学校から大学まで器械体操に打ち込んだ経験から「何かを成し遂げる人のそばに寄り添いたい」「頑張る人をサポートしたい」という想いがあり、ファンド勤務経験を活かし、スモールM&Aを検討・実施する人をサポートするサービスを展開する。

■コーポレートサイト
https://sogotcha.com
■公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCLOXv3b543gGwntJlwIIc7w


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